吉川ごうのメルマガ

錦織選手の活躍を私はこう見る


錦織選手、2週に渡って楽しませてくれました。これでテニス人口が増えれば良いのにね、と友人のテニスコーチ戸村さんと大いに盛り上がったのですが、決勝戦の予想をあらかじめ聞いてて、実に面白かったので転載。

チリッチは勢いで来ると。ストローク戦に持ち込む事が出来れば面白い事になると。

はたして、予想通り、勢いに勝るチリッチ選手には敵わなかった。私ら素人に判るように教えてくれる専門家の話はさすがだなと思いました、

—————————————
フィーリングテニスの戸村です。

錦織選手の大活躍に感動してます。
凄い、本当に凄すぎます。

日本人がグランドスラムの決勝で戦う事があるなんて。
もちろん、そう願ってましたが、本当にそうなるとは。

このメルマガを書いている今はまだ、
決勝が行われていません。
ですので、今日は準決勝までの錦織選手の戦いぶりから
私が感じる事をお話したいと思います。

今大会で錦織選手は決勝に勝ち上がるまでに、
ラオニッチ、ワウリンカ、ジョコビッチと自分よりも上位の選手を
立て続けに3人倒しました。

スコアは、フルセット、フルセット、そして、3-1。
いずれも接戦を勝ち上がっています。

実はこの3つの試合に一つの共通点があります。
そして、私は錦織選手の強さはこの共通点にあると思っています。

では、その共通点とは何か?

それは試合の終盤にかけて相手が非常にナーバスになる事。
つまり、集中力がなくなるんですね。

もっと簡単に言えば相手がビビって
自滅してくれているという事です。

特にジョコビッチ戦はわかりやすかったですね。
あのジョコビッチが完全にビビってました。

普段なら到底考えられないようなダブルフォールトや、
レシーブミスなどを勝負所で連発してくれてました。

これはジョコビッチだけではなく、
ラオニッチも、ワウリンカもそうでした。
つまり、錦織選手と対戦すると後半、
非常にナーバスになってしまうと言う事なんです。

もちろん、どんな選手でも緊張もすればプレッシャーも感じます。
ですが、世界のトップ10に入る選手たちです、
通常のプレッシャーには対応する術は心得ているはずです。

ですが、錦織選手には他の選手とちょっと違うところがあるんです。
それは「読めない」事です。

彼のプレーは確かに強力なファアハンド、バックハンドが軸になっています。
威力も抜群です。

ですが、威力や精度だけで言えば世界には錦織選手と同等、
またはそれ以上のプレーヤーはいくらでもいます。

でも、彼ほど「読めない」選手はいないんだと思います。
これがフェデラーが「信じられない才能を持った選手」
と評した理由ではないでしょうか。

少し話は変わりますが、ここでプレッシャーについて少しお話します。
人間には防衛本能と言われる物があります。
この防衛本能がプレッシャーを作り出します。

では、防衛本能は一体どんな時に働いてしまうか?
その一つが「わからないこと」です。

人間は分からない事には知らず知らずのうちに
防衛本能を働かせてしまいます。

例えば、通勤の時に使う道。
ほとんどの方が特別な理由がない限り、同じ道を辿りますよね。

知らない道は例え頭ではその道でも大丈夫と分かっていても選択しません。
これも防衛本能が関わっています。

「知らない道」⇒「何があるかわからない」
⇒「危ない(恐怖)」⇒「選択しない」
こんな感じです。

実はこれと基本的には同じことが錦織選手のテニスでも起こるんです。
「何をしてくるかわからない」⇒「危ない(恐怖)」⇒「プレッシャー」
こんな感じ。

テニスの場合は選択しないというわけにいきませんから、
それがプレッシャーになるんですね。
なので普段の身体の感覚とは全く違う硬直状態になります。

多分、錦織選手と対戦するとこんな事が起こっていると思うんです。
それが後半、全ての選手がナーバスになって自滅していった理由でしょう。

これが錦織選手がテクニックだけではない強さだと思います。

さて、では決勝はどうなるか?
正直、フェデラーと対戦したほうが
今回は優勝の確率は上がったような気がします。

と言うのはラオニッチ、ワウリンカ、ジョコビッチ。
みんなそれぞれ錦織選手とちゃんと組み合ってくれました。

つまり、相手(錦織選手)の出方や戦術を読み取って、
それに対応しようとしてくれたんですね。
ですから、「読めない」というジレンマに陥ってくれました。

多分、フェデラーと対戦するとそうなったのではないでしょうか。
「読めないジレンマ」に陥るかどうかはわかりませんが、
しっかりと組み合ってくれたでしょう。

ところが、今回の相手はチリッチ。
これは正直、「勢い」で来る場合があります。

というか、フェデラーと対戦した時はそうでした。
まさに「イケイケ!ドンドン!」状態(笑)

やる事成す事全部上手く行ってましたね。
いわゆるゾーンと言われるやつです。

チリッチがこれと同じように何も考えず
「勢い」だけで来られると一番辛いと思います。
「読めないジレンマ」なんて関係ありませんから。

ただ、この「勢い」には大きな落とし穴があります。
一度崩れ始めたら脆く、なかなか立て直せないことです。

もし、チリッチが「我に帰って」勢いが崩れ始めたら。。
その時はあっけなく、優勝してしまうかもしれません。

どちらにしても勝負はチリッチのサーブと
錦織選手のストロークがポイントになるでしょう。
レシーブがしっかりと返球出来てストローク戦に
持ち込むことができたら錦織選手の分がかなり高くなりますね。

さて、あなたがこのメルマガを読まれている時は
もう決勝戦の結果が出ている事でしょう。

どちらが勝つのか、本当に楽しみです。
錦織選手に絶対勝って欲しい!!!

ただ、ただ、そう願うだけです。

本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

—————————————————————–

伸び悩みテニスプレーヤー脱却の秘訣!
~コーチ歴25年、指導実績2万人を超えるプロテニスコーチのノウハウ

フィーリングテニス ~テニス上達を楽しく簡単に!~
3つのメニューをご用意しました。

フィーリングテニスDVD版
http://www.feel-tennis.net/dvd/index.html

フィーリングテニス 無料 オンラインメールクリニック
http://www.feel-tennis.net/fdl/clinic.html

facebook
http://www.facebook.com/feeling.tennis

◇ご意見・ご感想・ご要望・お問い合わせはお気軽にどうぞ。
mail:office@feel-tennis.net

◇発行責任者 戸村 基貴

大阪府枚方市東香里1-22-20 エンゼルブレッサ203
http://www.feel-tennis.net/ フィーリングテニス

 

カテゴリー: 雑記・日記 毎日の出来事 | Tags: , , コメント(0)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

トラックバックURL: http://kemaken.info/feelingtennis.html/trackback


ごうのメルマガ登録どうぞ!
メルマガ登録

>>> プロフィールはこちらから